車のルーフ メリット、デメリット

車のサンルーフ・ムーンルーフ、海外ではかなり一般的ですが日本ではさほど広まっていません。

ちなみにサンルーフ・ムーンルーフの違いは特にありません、メーカー毎の呼び名の違いかと思われます。


サンルーフ・ムーンルーフ メリット


見た目がカッコいい


見ての通り、屋根が前面金属でなく見た目に良いです。同じ車が横並びで駐車されていても、サンルーフ・ムーンルーフがある車のほうに目が行きます。

最高の解放感


サンルーフ・ムーンルーフをスライドオープンすると、オープンカーではないけれどオープンカーのような楽しみ方ができます。夏や冬はスライドオープンできませんが、春や秋には最高です。

ガラス窓を開けなくても、天井車内側のカバーを開けると車内が大変明るくなります。車の中にいるという感覚がなくなります。言い過ぎました、車の中にいる感覚はありますが、サンルーフ・ムーンルーフがない車とはだいぶ違います。

スピードが出ていればないことですが、落ち葉の多いところだと葉っぱが侵入したり、虫が突入することがあります。

モデルハウス見学後にオープンにしていると、風船が逃げていくとか行かないとか。

換気が楽にできる


走行中に窓を開けると風が豪快に入ってきて不快です。少しだけ開けても今一つです。そんな時にサンルーフ・ムーンルーフをチルトオープンすると不快な思いは一切なく換気できます。

冬でも車内が寒くなることなく換気できてしまうのは素晴らしいです。


サンルーフ・ムーンルーフ デメリット


子供には危険


子供が立って頭を出したり、手を出したりする危険なので、我が家ではスライドオープンは基本的に禁止にしています。

暑い・寒い


ガラスなので普通の金属のルーフよりも外部の環境の影響を受けます。当然車内内側に天井の素材と同じカバーがあるので閉めていればいいのですが、それでも影響は甚大です。

それにガラスは割と重いので燃費にも影響が出てきます。

天井が低くなる


これはイタイ部分です。サンルーフ・ムーンルーフを付けると、天井車内側がぶ厚くなります。その分頭が天井にぶつかる可能性が高まります。

180cmの私ではギリギリ天井には着きませんが、ワックスで髪が立つと天井に髪が当たります。髪を切った後は切った髪が天井に付着するので結構困ります。天井の低いセダンだと、これはなかなかイタイ問題です。

締め忘れが怖い


たまに閉め忘れます。

当然閉め忘れ防止の警告が画面に表示されるようにはなっていますが、それも見落としてしまうことがあります。

一番やばいのが、洗車のタイミングで空いているとめっちゃ焦ります。

オプションで割と高い


サンルーフ・ムーンルーフは標準装備ではありません。10万、20万追加で費用が掛かかります。

劣化が怖い


サンルーフ・ムーンルーフの隙間は消耗品です。消耗すると水漏れの恐れがあります。洗車の時にわずかに水が車内に入ることがまれにあります。

劣化が進むとジャバジャバ入ってくるような気がするのでそれを覚悟してつける必要があるかと思います。


以上、どちらかというとデメリットの方がたくさん出てきましたが、とりあえずつけることはおススメしません。