勉強できない落ちこぼれから抜け出す方法は? 元トップ塾講師が考える基礎学力の重要性

塾・予備校に行ってもなかなか成績が伸びない生徒がよくいます、いわゆる落ちこぼれといわれる層です。

勉強できない落ちこぼれから抜け出す方法 エレベータ計算


やる気がないわけでもなく、正しい勉強のやり方を教えてもなかなか成績が伸びないのです。



このような生徒は普通に対応すると、大失敗します。そして塾・予備校をやめていき、落ちこぼれの道をそのまま歩んでしまいます。



我々がそのような落ちこぼれ生徒の成績を上げるとなると、それ相応の時間と労力がかかります。



勉強ができない落ちこぼれとなる原因は?



原因は大変シンプルで、前の学年でやったどこかでつまづいているのです。つまづいているけど、次々新しいことは増えてきます。分からない部分がどんどん増えていきます。



勉強ができない落ちこぼれ生徒の特長として、歴史など、時代ごとに切れ目のあるものはいったん前までの流れはそこまで影響がないので、割とピンポイントで理解している傾向があります。



原因はシンプルなので、どこが分からないのかさかのぼっていけばいいのですが、たいていの場合、小学校のぐらいまでさかのぼることが多いです。



高校生の場合は、大変昔に戻ってしまうので、つまづいた時点から再学習すると時間が大変かかってしまいます。



そして、何より勉強ができない落ちこぼれ生徒に共通しているのは、読み・書き・計算の基礎学力が著しく低いところです。基礎学力を改善するのは生半可なことではできない大変なことです。



読み・書き・計算の基礎学力が低いとどうなるか



読み・書き・計算(そろばん)とは結構古い言葉ですが、実に端的に人間に必要な力を表現しています。



読みの基礎学力が低いと、直接は国語の成績に影響します。 さらに算数・数学は計算がほとんどですが、教科書の説明も問題集の解説も読み解けません。



書きの基礎学力が低いと、直接は国語の成績に影響します。 表現力・語彙が乏しく、漢字も書けないとなると自分の中をアウトプットできないので評価のしようがありません。すべての科目に表現は求められます。



書きができないと、分かっていても、分かっていないと判断されます。



計算の基礎学力が低いと、直接は算数・数学の成績に影響します。 不思議なことに、計算力が低い生徒は、成績が悪い傾向があります。



読み・書き・計算の基礎学力をどのように身につけるか



基礎学力というぐらいなので、身につけるのは大変時間がかかりますが、優先度をつけて取り組み必要があります。



優先的に上げていく基礎学力は以下の順番となります。
  1. 1.読み
  2. 2.書き
  3. 3.計算


基礎学力の上げ方としては、計算を中心に行います。



「!!?」と思う方が多いかと思います。一番優先度の低い計算をなぜ中心に行うのか?



先に書いたように、不思議なことに、四則演算(足す、引く、掛ける、割る)の計算が苦手な生徒は成績が悪い、計算が得意な生徒は成績が良いという明らかな違いがあります。



計算とは不思議なもので、頭の回転を向上させることができ、処理能力を上昇させることができます。頭の回転と処理能力が向上すると、読みの改善につながります。頭の中で余裕ができるようになり、先読みや論理的思考力が多少できるようになります。
※ここは今まで培われてきた部分が大きいので、大幅に改善というわけにはいきませんが、有意に効果があると実感しています。



書きは別途訓練がいるので、また機会がありましたらとっておきの方法をシェアしたいと思います。



おススメの計算の基礎学力向上の方法



計算の基礎学力を大幅に向上させるとっておきの方法があるので紹介します。



非常にシンプルですが、頭をフル回転させる作業なので大変効果があると思います。大人がやってもボケ防止になるのでおススメです。

エレベータ計算 計算 基礎学力 落ちこぼれ


エレベータ計算と呼ばれるものです。まずは、大学ノートの半分に縦の線を引いて半分に分けます。1ページで2題解いてもらいます。



先頭行に1~999の数字を書きます。最初は1からスタートした方がいいですが、とりあえず68としました。きりが悪い数値程難易度が高いです。



次に、2、3・・・・9と9までを掛け算していきます。エレベータのように上がっていくのでエレベータ計算と呼ばれます。



9までかけたら今度は、2、3・・・9と順番に割り算していきます。エレベータのように下がるのでエレベータ計算と呼ばれます(笑)そして、最後に先頭行に書いた数値になったら正解です。



四則演算(足す、引く、掛ける、割る)のうち、掛けると割るしかしていないように見えますが、実際には計算過程で足したり割ったり頭の中でやっています。



エレベータ計算のやり方は簡単で、1~999まで順番に全部やっていきます。999が終わった段階で、計算の基礎学力が大幅に向上しているのが実感できます。



エレベータ計算以外やらなくてよいというわけでは決してないので、並行して読みや書きの基礎学力も磨いてください。



やると・やらないで雲泥の差が出ます。だまされたと思ってやってみる価値はあります。



小学生から始めるとかなり良いと思います。時間に余裕があるので、1~999を何周かしても良いかもしれません。そのとき、タイムも測定して、1回目と2回目でどれだけ早くなったか測定するとモチベーション維持にもつながります。



ぜひお子様の学習に取り入れてみてはいかがでしょうか?



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