XperiaZ3 Compact SO-02G バッテリー交換で絶望感が漂ってきた

XperiaZ3 Compact SO-02G のバッテリーの寿命が来たようなのでバッテリー交換しました。これから先に待ち受けている絶望などつゆ知らず・・・。



XperiaZ3 Compact SO-02G の新品を白ロムで購入して、3年ほど利用しておりましたが、電池の減る速度が異常に速くなりました。

100%充電して数時間で0%になります。何もしないスタンバイ状態なのに・・・。充電も異常に時間がかかります。100%充電に何時間かかるのやら・・・。ということでバッテリー交換して末永くワンセグ視聴端末として使おうではありませんか。

ちなみにうちはテレビがないので、子供にばれないようにワンセグでこっそり見ています。そしてテレビはないですが、NHKも地上波契約をしているという勤勉な世帯なのです。みなさんもそろそろNHK受信料を納めてみてはどうでしょうか。裁判所が「受信料を遡及して払わないといけない」という判例を出したのでもう勝ち目はありません。


XperiaZ3 Compact SO-02G 交換バッテリー


世の中には格安でバッテリーが販売されています。XperiaZ3 Compact SO-02G のバッテリーは安いもので1600円程度、平均して2300円程度です。中には工具付きのものがありますので、初めての方は工具付きをオススメします。


いざ作業に取り掛かると色々工具が必要となりますし、工具付きのパッケージには色々便利な道具が入っています。

中国製のものばかりで不安になるものの、何だかんだで純正も中国製です。逆に安く提供してもらっている中国の皆様に感謝です。


XperiaZ3 Compact SO-02G 背面パネルの取り外し


さぁ、道具がそろったのでバッテリー交換作業を行います。

まずは背面パネルのとりはずしです。うちの XperiaZ3 Compact SO-02G は一度背面パネルが割れて交換してあるので、隙間に工具を差し込むと割とすぐに開きました。


私の場合は、開くというよりはガラスが粉々になって、自然に開いたという表現が正しいですね。背面パネルはこの機会に交換するので今回は豪快に取り外しました。背面パネルを交換しない人は粉々にしないようにして下さい、吸盤とかあると作業しやすいと思います。

ちなみに背面パネルは600円程度でした。同じホワイトは高かったので一番安いブラックにしました。正面から見るとホワイトですが、背面から見るとブラックという、ツートンカラーとなる予定です。

初めて背面を空けるという人は防水バッチリの XperiaZ3 Compact SO-02G なので背面パネルは頑丈についています

テープが強烈なので、ドライヤーを当ててテープを緩くする必要があります。
車についている車種などのエンブレムと同じでテープを温めるとはがれやすくなります。

緩くなったところで先の細い工具を隙間にさして丁寧にこじ開けていきます。
丁寧にこじ開けるという表現は矛盾していますが、実際そんな感じです。


XperiaZ3 Compact SO-02G バッテリー取り外し




背面パネルが外れたら、バッテリーに貼られているセンサーをはがします。3年経つと劣化しているのか黒い部分がぼろぼろになります。丁寧にはがしましょう。

次は基盤を固定している枠を外します。ねじが5本あるのですべて抜きましょう。1本でもなくすと基盤の固定ができなくなり、結果画面が映らなくなったり、タッチが反応しないということになります。


全部で5本ですが、ねじは2種類あります。大きいねじ3本、小さいねじ2本。じっくり見て絶対に場所は覚えておいてください。サイドは2本の小さいねじ、上下は3本の大きいねじです。

ねじを外しとバッテリーの周りの枠がはずせるようになります。ただしこの黒い枠のサイドには突起があるので無理に引っ張らないようにしましょう。この突起が正確に入ることにより、正常に動作する位置に基盤が取り付けられるようになっているようです。少しずつ工具を差し込んで丁寧に外していきます。



黒い枠が外れたらここからが最大の難関です。バッテリーを基盤からはずすわけですが、超強烈なテープでくっついているので簡単にははずれません。ガンガンやると基盤のずれや破損しかねません。

ピンセットなど先のとがった金属製の工具で隙間から差し込んで取り外します。テープをはがすのではなく、バッテリーを包んでいる金属製の袋がはがし取るいイメージです。バッテリーが包まれている金属の袋を破っていきましょう。



ここで基盤がずれたりした場合は要注意です。ずれたままだと画面が映らなかったり、タッチが反応しなくなります。必ず元の位置に戻す必要があります。

テープはバッテリーの上下2か所についているので、2か所を集中的に攻撃します。テープのはがしが汚くなってもバッテリーをどかせばきれいに取れるので大丈夫です。



バッテリーと基盤をくっつけているコネクターをピンセットなどで下から持ち上げるとすぐ取れます。バッテリーがどかせたらあとは壁に張り付いたガムをはがす感じでゆっくりはがします。10分ぐらいは軽くかかる作業なのでじっくり取り組みましょう。



XperiaZ3 Compact SO-02G  新しいバッテリー取付け


次に新品のバッテリーを取り付けます。両面テープは付属していないようなので自前で弱い貼ることになります。一般的な弱い両面テープしかありませんでしたが、これで行きます。


ここでバッテリーをつけてもいいですが、基盤のど真ん中につけるのが割と難しいので私はあとでつけました。まずはコネクターを接続します。次にそして次に黒い枠を戻します。この手順の方がバッテリーを基盤の真ん中に付けやすくなります。

最後にセンサーをバッテリーに付けます。最後は背面パネルを貼るだけですが。絶対にここで動作確認をしてください。背面パネルを貼って動作しないとなると、とても悲しいことになります。


絶望感が漂い始める・・・


いざ電源をいれると「ブッ!」とバイブが揺れて起動しました!「俺のDIY力半端ねー」と感じる至福の瞬間です。

が、画面が真っ暗・・・。

黒い枠が奥まで入っていなかったようです。押し込んでねじを締め直しました。画面が映らないので電源を落とすことができず、感電のリスクを感じつつ作業。

今度は画面が映りました!

が、タッチしても反応せず・・・。

「やばい、ジャンク品になった。」

絶望感が漂い始めました。何度も取り外し、取り付け作業をするも改善せず、かれこれ3時間・・・。

さて、メルカリ出品の準備です、8000円ぐらいかなー。いや、その前に、最後にもう1回だけ!

これが最後と思い、すべてはずして元の状態に戻りました。基盤を押すとわずかに入る感触あり、全体的に優しく押してあげて、再び組み上げると・・・

タッチ操作に反応しました!

若干、上下の画面がちらつくことがありましたが、しばらくすると改善しました。一時はジャンク品で売りさばこうかと思いましたが、割と原因は単純でした。

しかし、やってみて気づきましたが、タッチで画面が動く装置って実にデリケートですね。この仕組みをこれだけの部品で実現しているのは感銘を受けます。


電池が復活したツートンカラー XperiaZ3 Compact SO-02G


これで無事ワンセグ生活が送れます。

ツートンカラーに進化した XperiaZ3 Compact SO-02G 、オシャレになって目で見て楽しめそうです。ちぐはぐ感は一切なく、かなりいい感じになりましたので、もっと早くすればよかったです。気分を変えたい方や、優柔不断でお店の売り場で5時間ぐらい迷う人にはおススメですね。



売却するときも、レアなツートンからとして人気になるかも?